大日本帝国陸軍は、1871年(明治4年)から1945年(昭和20年)まで日本(大日本帝国)に存在した陸軍である。
通称・呼称は日本陸軍・帝国陸軍・陸軍など。第二次世界大戦後の解体以降は「旧」を冠して
旧日本陸軍・旧帝国陸軍・旧陸軍とも称される。
帝国陸軍の起源は、明治維新後の1871年(明治4年)に薩摩・長州・土佐から徴集され組織された天皇直属の
御親兵である。この兵力を背景にして廃藩置県を断行した。御親兵はその後、近衛と改称された。
この創成期の帝国陸軍では大村益次郎が兵部省兵部大輔として主に兵制の基礎を構築し、
士族による軍制から徴兵制度による国民兵制への移行を目指した。
明治には日清・日露戦争が勃発して勝利して、日本軍は世界列挙の国々と肩を並ぶ軍国になって行くことになり
太平洋戦争に向かってゆく。
太平洋戦争開戦時の陸軍兵力は212万名(師団×51、独立混成師団×21、国境警備隊×13、
飛行集団×4、留守師団×11)、日本陸軍兵力のピークは1945年で595万(軍属込みで640万名)
『近代戦争史概説 資料集』より)であつたが、212万人の兵力の組織がどのように編成され
戦場の配置等を詳細に記載する。
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